タバコと酒の健康常識ってウソが多いんじゃない?

タバコ、酒のいろいろな考察

 

昔は、タバコ、酒は薬として考えられていたこともありました。喫煙に効果があることが科学的に証明されたのは、痴呆症予防、パーキンソン病予防に関して存在しています。

 

ただし、タバコ1本でビタミンCは25mg消費されます。10本で250mgです。ビタミンCというのは、人体に入ると各臓器で取り合いになる人気成分です。副腎、免疫細胞、眼は特に大量にビタミンCを必要とします。眼の場合は紫外線に直撃されるので、その害から護るビタミンCが必要になります。ビタミンCをしっかり摂取すると、白内障のリスクも低下しますし、大量のエネルギーを消費する脳についても、充分なビタミンCが必要です。

 

従ってタバコを吸う人はビタミンCをしっかり摂取した方がいいでしょう。言ってみればこれはタバコのデメリットです。

 

また、煙草の煙のタールには発がん物質が60種類以上も含まれており、体中を循環しながらいろいろな作用を引き起こします。ニコチンは依存性があり、一酸化炭素と同様に心臓、血管や血流に作用するのです。

 

酒と煙草を同時に楽しむ人のがんリスクの関連というのも気になります。お酒について話すのが遅れましたが、飲酒は友人や仲間同士のつながりを確認するための有効な道具ですし、ストレス発散にもおおいに役立ちます。ただし、お酒の飲み過ぎは肝臓に過度の負担をかけます。肝臓はアルコール成分の分解をしますが、飲み過ぎだと肝機能の限界以上となり、肝硬変などの原因になります。

 

また、数種類のがんや脳内出血の恐れや、高血圧の原因にもなります。反面、適度な飲酒ならは身体に良いこともあるのです。適度に飲酒すれば健康を増進させる、いわゆる「酒は百薬の長」ということにもなります。もともとお酒には血行促進の効果があるので、冷え性などにも役立ちます。お酒の場合は適量で楽しむことが大きなポイントです。